ムサシトミヨ

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ムサシトミヨ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ペルカ目 Perciformes
: トゲウオ科 Gasterosteidae
: トミヨ属 Pungitius
: ムサシトミヨ P. nakamurai
学名
Pungitius nakamurai
Matsumoto & Matsuura, 2026[1]
和名
ムサシトミヨ[1]
英名
ninespine stickleback[1]

ムサシトミヨとは、トゲウオ科の淡水魚である。

概要[編集]

体長 3.5–6 cm。

背鰭は xiii-ix+10、臀鰭 i+7–9、腹鰭 i+1 である。

生態[編集]

水生昆虫や小型甲殻類を食べる。

他のトミヨと同じく、雄が巣を作り、雌を誘う。

埼玉県東京に生息していたが、現在は埼玉県熊谷市付近のみに分布している。

分類[編集]

かつてはイバラトミヨと同種とされていた。1963年(昭和38年)に中村守純が形状や生態から別種とし、「ムサシトミヨ」と命名した。

2016年(平成28年)、Takahashiらによる遺伝子的な研究から本種と Pungitius sinensis は同種であるとした。

2026年(令和8年)4月29日松本達也松浦啓一がムサシトミヨの新種記載を行い、Pungitius nakamurai という学名が提唱された。種小名nakamurai は、中村守純への献名である[1]

人との関係[編集]

埼玉県の「県の魚」で、さいたま市の「市の魚」である。

保護[編集]

1990年代に、埼玉県によってムサシトミヨの保護が始められた。

1984年(昭和59年)、ムサシトミヨの生息地が市の天然記念物に指定。

1991年(平成3年)に「元粗川ムサシトミヨ生息地」として県の天然記念物に指定された。

2000年(平成12年)12月1日に埼玉県希少野生動植物の種の保護に関する条例」の「県内希少野生動植物種」に指定され、県内での採集が禁じられた。

2004年(平成16年)、ムサシトミヨの研究を行っていた埼玉県農林総合研究センターが廃止され、熊谷市ムサシトミヨ研究センターが創設。

脚注[編集]