ボローニャ=アンコーナ線

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ボローニャ=アンコーナ線とはイタリアの鉄道路線である。

概要[編集]

イタリア北部の都市ボローニャと中部の都市アンコーナを結ぶ主要路線で路線の後半はアドリア海沿いを走ることからアドリア海線とも呼ばれる。

イタリア国鉄(RFI)はボローニャ=アンコーナ線とアンコーナ=レッチェ線を統合して「アドリア海ライン」と愛称をつけている。

またボローニャ中央駅からサヴィニャーノ・スル・ルビコーネ駅まできれいな直線区間となっている。ヨーロッパでは直線区間が長い路線はあまりない。(他はモスクワ=サンクトペテルブルク線とかポーランド国鉄6号線くらい。)

最高速度は200㎞、複線で直流3000Vで電化されている。

運行形態[編集]

長距離列車[編集]

フレッチャロッサ(ミラノ-アンコーナ間)やインターシティなどが走る。

地域列車[編集]

  • 全線

ピアツェンチャ駅(ボローニャより先)からアンコーナ駅までの快速運転を行う列車が1時間に1本運行される。

  • ボローニャ中央-リミーニ間

1~3時間に1本の運行(サン・ピエトロ・イン・カザーレ駅から乗り入れ)。一部はイモーラ駅発着。カステルボロニェーゼ・リオーロ・テルメ駅までカステルボロニェーゼ=ラヴェンナ線に乗り入れる快速運転を行う列車も乗り入れる。

  • リミーニ-アンコーナ間

この区間で完結する列車は朝夕時間帯のみの運行。おおむね1時間に1~2本の運転。

駅一覧[編集]

関連項目[編集]