トムス・エンタテインメント

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株式会社トムス・エンタテインメント英語:TMS ENTERTAINMENT CO., LTD.)は、東京都中野区に本社を置くアニメ制作会社。略称はTMSセガの子会社。日本動画協会正会員。

1946年10月22日設立[1]。創業者は伊藤一男[2][3]。1946年10月にアサヒ手袋製造株式会社として設立。同年同月に旭一編織株式会社に改称。1947年11月に株式会社旭一に改称。1957年3月に旭一シャイン工業株式会社に改称。同年4月に名古屋証券取引所第2部に上場。ニット製品を製造し、1961年から1991年までミンクの飼育、1962年から1999年まで毛皮製品の製造も行った[4]。1989年4月に専門量販店チェーンのウォッチマンが筆頭株主となる[5]。1991年7月に株式会社キョクイチに改称。同年9月にアミューズメント事業に進出[4]。1995年3月にセガ・エンタープライゼスなど18社6個人を対象に第三者割当増資を実施、セガが筆頭株主となり、セガグループに入る[6][7]。1995年11月にセガ・エンタープライゼスの子会社である東京ムービー新社を吸収合併し、アニメ事業に進出。1999年3月にニット事業より撤退。2000年1月に株式会社トムス・エンタテインメントに改称。2003年3月に毛皮事業より撤退し、繊維事業から完全撤退[4]。2005年10月にセガサミーホールディングスの子会社となる[8]。2008年5月にアミューズメント事業をAGスクエアに分社化。2010年12月にセガサミーホールディングスの完全子会社となり[8]、上場廃止。2015年4月にセガホールディングスの完全子会社となる[8]

アニメ制作の歴史は1964年に藤岡豊が東京ムービーを設立し、同年8月に初作品『ビッグX』がテレビ放映されたことに始まる[8]。1975年に子会社としてテレコム・アニメーションフィルムを設立。1976年に営業部門として東京ムービー新社を設立。「東京ムービー」は企画・営業・海外販売・ファンクラブ担当の東京ムービー新社、制作スタジオの東京ムービー、同じくテレコム・アニメーションフィルムの3社に分かれた[9]。1988年に東京ムービー新社は東京ムービーの制作部門を統合。1993年に東京ムービーは解散。1995年に東京ムービー新社はキョクイチに吸収合併され、キョクイチ東京支店東京ムービー事業本部が発足。東京ムービー時代から『ルパン三世』『それいけ!アンパンマン』『名探偵コナン』などの作品で知られる。トムス・エンタテインメント発足以降は『とっとこハム太郎』『弱虫ペダル』などを制作している。

主な子会社[編集]

出典[編集]

  1. 山一証券株式会社調査部編『株式会社年鑑 昭和34年版』山一証券、1959年、192頁
  2. 和田宏『築き上げた道程』中部経済新聞社、1963年、115頁
  3. 「ワンマン社長去ってもビンチは去らず――上場廃止の声が消せるか旭一シャイン」『中部財界』第20巻第20号(通巻374号)、1977年11月
  4. a b c 第60期(自平成17年4月1日 至平成18年3月31日)有価証券報告書PDFトムス・エンタテインメント
  5. 日本経済新聞社編『中部の中堅220社』日本経済新聞社、1990年、306-307頁
  6. 『遊技通信』第1187号、1995年4月
  7. 『遊技通信』第1188号、1995年5月
  8. a b c d 企業概要 トムス・エンタテインメント
  9. 草川昭編著『アトムの子らは荒野をめざす――テレビ・アニメ20年史』立風書房、1981年、72-73頁

外部リンク[編集]