ディラックスピノル
ナビゲーションに移動
検索に移動
ディラックスピノルとは4元ベクトルのことである。しかし、それ自体は変換されないため、4元ベクトルではない。これは、成分が波動関数であるディラック方程式の解である。
意味[編集]
自由粒子の場合、ディラック方程式の4つの可能な線形独立成分は次の通り、
最初の二つの解は正のエネルギーを持ち、残りの二つは負のエネルギーを持つ。
電磁場において、この方程式の解は、パウリスピノルと呼ばれる2次元の2つの部分ベクトルから構成されるものとして表される。
ディラックスピノルとも呼ばれるこれらの関数は、ローレンツ変換に従って変換されるすべての関数である。
ディラック方程式は変わらない。
この式において、はパウリ行列ではなく、間の交換子から定義される。
最後に、ディラックのガンマ行列も用いることで、スピノルを用いて4次元を定義することができる。
ここで、
そして、
このスピノルはローレンツ変換により、次のように変換される。
最後に確立保存則により、正規化条件は次のようになる。