ティサ川
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ティサ川(ウクライナ語:Тиса、ルーマニア語:Tisa、ハンガリー語:Tisza、スロバキア語:Tisa、セルビア語:Тиса/Tisa、ドイツ語:Theiß)とは中央ヨーロッパを流れる河川で、ドナウ川最大の支流である。
概要[編集]
主にパンノニア平原を流れ、ウクライナのブコヴィナ地方のカルパティア山脈を水源に、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、セルビアを経てスタリ・スランカメンの対岸でドナウ川に合流する。
ティサ川の全長は1358 km、流域面積は 157186km²である。ヴォイヴォディナでは、ティサ川がバチュカ地方(右岸)とバナト地方(左岸)を分けている。ティサ川の最大の支流はムレシュ川で、ベゲイ川、ボドログ川、ズラティツァ川、ケレシュ川、サモシュ川、シャヨ川、キレシュ川、チケル川、イェグリチュカ川が続く。 ティサ川は532km の範囲で航行可能である。
大バチュカ運河と小バチュカ運河はティサ川とドナウ川を結び、ベゲイ運河はタミシュ川を結ぶ。ティサ川の最も重要な都市は、トカイ、ソルノク、チョングラード、セゲド、センタ (セルビア)、ベチェイ、ノヴィ・ベチェイである。
ティサ川沿いにはミシュコルツ・ティサイやティサウーイヴァーロシュ、ティサフュレド、チエルナ・ナト・ティソウ、チンプルング・ラ・ティサといったティサの名がついた地名いくつもある。