タンゴスジシマドジョウ

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タンゴスジシマドジョウ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: コイ目 Cypriniformes
亜目 : ドジョウ亜目 Cobitoidei
: ドジョウ科 Cobitidae
: シマドジョウ属 Cobitis
種集群 : スジシマドジョウ種群 C. striata complex
: タンゴスジシマドジョウ C. takenoi
学名
Cobitis takenoi
Nakajima2016
和名
タンゴスジシマドジョウ

タンゴスジシマドジョウとは、スジシマドジョウに分類される淡水魚の一種である。

形状[編集]

骨質盤は円状。

L1は、小さく、幅は狭い。L5は点線模様。

尾鰭付け根の黒紋は、上下とも明瞭で、離れる。尾鰭に3–4列の矢状になる紋がある。

オオシマドジョウと似ており、形状的に中間の個体のいる。区別点として第2口髭が長い事が知られている。

生態[編集]

丹後半島固有種で、河川の中流・下流域で見られる。

分類[編集]

2010年(平成22年)に、竹野 & 柏木がスジシマドジョウ4倍体性集団丹後型として報告した[1]

2016年(平成28年)、中島らにより新標準和名「タンゴスジシマドジョウ」が与えられた。2016年(平成28年)にNakajimaがタンゴスジシマドジョウを新種記載し、Cobitis takenoi という学名が提唱された[2]

オオシマドジョウとタンゴスジシマドジョウの中間型も知られているが、両種は遺伝子的区別出来、中間型はタンゴスジシマドジョウである。

人間との関係[編集]

2014年に京都水族館にて人工授精を用いた繁殖が成功している[3]

2021年から環境省と京都水族館がタンゴスジシマドジョウの人工繁殖を目指す計画が計られた[4]

当初が400匹の内1匹しか生育出来なかったが、現在では2000匹の生育が出来る様になっている。

出典[編集]

  1. 竹野誠人、柏木祥平「京都府丹後地方から得られたシマドジョウ属の新たな4 倍体性集団」、『魚類学雑誌』第57巻第2号、2010年、 105-112頁、 doi:10.11369/jji.57.105
  2. Jun, Nakajima (2016). “Cobitis takenoi sp. n. (Cypriniformes, Cobitidae): a new spined loach from Honshu Island, Japan”. Zookeys 568: 119-128. doi:10.3897/zookeys.568.7733. 
  3. “希少ドジョウ繁殖、京都水族館 国内で初成功”. www.nikkei.com. (2014年6月6日. https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0500U_V00C14A6CC0000/ 2024年5月25日閲覧。 
  4. “『幻のドジョウ』どう守る?「人工授精で繁殖」「水族館に展示」..."存在を知ってもらうことが重要"と語るドジョウ愛に満ちた研究者”. www.mbs.jp. (2023年4月17日. https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2023/04/094214.shtml 2024年5月25日閲覧。