タウエルン線
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タウエルン線とはオーストリアの鉄道路線である。
概要[編集]
オーストリアのザルツブルク州の都市のシュヴァルツァッハ-ザンクト・ファイトからシュピッタール-ミルシュテッターゼーを結ぶ全長79kmの単線(一部複線)電化の路線である。ヨーロッパで最も重要な南北交通の一つであり、ザルツブルクからリュブリャナ、ザグレブ、ベオグラード、スコピエ、テッサロニキまで至る汎ヨーロッパ回廊10号線の一部である。ガスタイン渓谷の観光開発にも貢献している。最大勾配2.5/1000のホーエンタウエルン山脈を横断し、8,371mのタウエルントンネルを通る。
タウエルントンネルでの自動車の積み込み[編集]
1920年からベックシュタイン-マルニッツ間で自動車の積み込みが可能となっている。タウエルン線アウトシュロイゼとして知られるこの接続はグロースブロックナー高山道路、フェルバータウエルントンネルに並びアルプス山脈を横断する3番目の自動車の横断接続である。積み込みは午前5時50分から午後11時20分まで積み込み可能となる。
運行形態[編集]
長距離列車[編集]
レイルジェット、インターシティ(ザルツブルク-クラーゲンフルト間)が2時間に1本の運行、他ユーロシティ(フランクフルト-フィラッハ間など)、ナイトジェット(シュトゥットガルト-ヴェネツィア間、ミュンヘン-ローマ間)、ユーロナイト(シュトゥットガルト/チューリッヒ-ザグレブ間)などが運行される。
地域列車[編集]
1日2往復の運行。
駅一覧[編集]
- シュヴァルツァッハ-St.ファイト駅(ザルツブルク方面/ヴェルゲル方面)
- ドルフガシュタイン駅
- バート・ホーフガシュタイン駅
- バート・ガシュタイン駅
- ベックシュタイン駅
- マルニッツ-オーバーフェラッハ駅
- コルブニッツ駅
- ミュールドルフ-メルブリュッケ駅
- プザルニッツ駅
- シュピッタール-ミルシュテッターゼー駅(サン・カンディード方面/フィラッハ方面)