スイッチバック

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スイッチバック: switchback)とは、そのまま直進せずに、反対方向へと向きを変え出発するための鉄道線路の設備のこと。一般には、急勾配や方向転換のために設けられる。

概要[編集]

多くの場合、地形的要因から設けられている。ただし方向転換の手間が生まれるため、ダイヤ上の制約となりやすい。代表例として小田急箱根鉄道線(箱根登山線)が多く挙げられ、一気に登る事ができない急勾配を少しづつ登るための配線となっている。またJR篠ノ井線姨捨駅のように本線から分岐する形でプラットフォームが設けられている場合、これらは平坦にするためのスイッチバックであるため、駅停車の必要がない特急列車などは通過することが出来る。

飯能駅のように地形や用地などの問題から急な方向転換を余儀なくされる場合もスイッチバックが設けられることがある。飯能駅では以西と以東で一部列車を除き、系統が分離されており、できる限り方向転換の手間を減らしている。

関連項目[編集]