ジュゼッペ・スルファーロ
ジュゼッペ・スルファーロ(Giuseppe Sulfaro、1984年10月7日 - )は、イタリアのうらやまけしからん男優である。『マレーナ』にレナート役で出演。映画公開当時16歳の彼は、同36歳のモニカ・ベルッチとナマで♡シーンを演じた。
経歴[編集]
2000年公開の『マレーナ』(ジュゼッペ・トルナトーレ監督)に出演したことでよく知られており、Globo d'oroの新人男優賞を含む数々の賞を受賞した。
2004年、ドラマ『Don Gnocchi - L'angelo dei bimbi』でテレビデビュー。
2006年、『Un eroe a Roma』(Panos Angelopoulos監督)に主演。2007年には『Il sole nero』(クシシュトフ・ザヌッシ監督)に出演。
2008年から2016年までドラマ『マッテオ神父の事件簿』6シーズンから10シーズンに出演。
映画[編集]
- マレーナ - as Renato Amoroso(2000年)
- Un eroe a Roma (A Hero... in Rome)(2006年)
- Il sole nero(2007年)
テレビドラマ[編集]
- Don Gnocchi - L'angelo dei bimbi(2004年)
- Gente di mare
- マッテオ神父の事件簿(2008年 - 2016年)
『マレーナ』と失われた16分[編集]
『マレーナ』それ自体については股間頭の固い方に丸投~げ(こちら)。
本作を映画館またはテレビで見たという方もいると思う。そういう方は思い出してほしいのだが、上映時間は92分になっていたはずだ覚えてねーよ!。それはおそらく「国際版」というエディションで、調べた範囲でイタリア国内のみで公開された「ディレクターズカット版」とは異なるはずだ。「ディレクターズカット版」にはあったはずのシーンが「国際版」ではカットされている。どうしても見たければイタリアまでイクか、イタリア国内向けDVDを輸入するしかない。日本とイタリアでは、リージョンコードは一応一致しているが、イタリア語ができないとそこでゲームオーバーである。
一説に計16分に及ぶというカットされたシーンの多くは、レナート(映画の中では12歳半という設定。実際そのように見えた)とマレーナのあ~ん♡なシーン。本作では、少年の妄想を映像化したシーンが事実を描写したシーンに上手に接ぎ木されている。有名なところでは、道の向こうの家から出てきたマレーナがレナートを呼び寄せ、たばこを買ってくれるよう頼む、マレーナはわざと小銭を地面に落とし、それを拾ったレナートの目の前にマレーナの
備考[編集]
『マレーナ』撮影時14歳で演技の経験もなかった。チャンスをつかんだのは叔母が新聞記事を見たのがきっかけ。トルナトーレ監督がモニカ・ベルッチと共演する新作映画の主役を探しているという内容だったが、叔母の勧めにより制作会社のミラマックスに写真を送る。2500枚の写真の中から1次面接を受けた90人に選ばれる。2次面接で40人に絞られる。女優による3次面接で9人に絞られる。最後のトルナトーレ監督による面接で3人の最終候補者が選ばれ、彼らの動画がミラマックスに送られた。
撮影は9月から1年間行われた(推定:1997年9月から1998年10月6日以前)。14歳のレナート(スルファーロ)がマレーナと恋に落ちるのに数日あれば十分だったそりゃそうだろう。マレーナは「その後の仕事を円滑にするために」(レナートによる)あるいはまんざらでもなく、思春期男子の純愛[要出典]を否定しなかった。毎朝、いいか、毎朝だぞ、レナートの唇に軽くキスをした。全く持ってうらやまけしからん。
参考文献[編集]
- モニカ・べルッチ, ジュゼッぺ・スルファーロ et al.(出演), ジュゼッぺ・トルナトーレ (監督) (2013年8月7日) (Blu-ray). マレーナ. ワーナー・ホーム・ビデオ.. . EAN 4548967000672 - ディレクターズカット版も特典のようなかたちで収録されているが、そちらには字幕なし
- Interview with GIUSEPPE SULFARO, Star Of 'Malèna'