キクチヒナモロコ

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キクチヒナモロコ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: コイ目 Cypriniformes
: クセノキプリス科 Xenocyprididae
: ヒナモロコ属 Aphyocypris
: キクチヒナモロコ A. kikuchii
学名
Aphyocypris kikuchii
(Oshima, 1919)
和名
キクチヒナモロコ

キクチヒナモロコとは、コイ科の淡水魚である。

形状[編集]

体長8cm。

生態[編集]

中国台湾に分布する。

外来種問題[編集]

1990年代以降日本で物流していた。

渡辺らによるの研究で、日本にいるヒナモロコの飼育・野生集団は、日本産ヒナモロコとキクチヒナモロコの交雑個体あるいは、純粋なキクチヒナモロコであると分かった。

和名[編集]

大島正満は、本種に「キクチムツ」と命名した。然し、西武男が1958年(昭和33年)に使用して以降、この和名が使用されてこなかった。

2013年(平成25年)、「琵琶湖博物館年報」内で『キクチヒナモロコ』という和名が使われた。これ以降、『キクチヒナモロコ』という和名が使われることが多くなった。

2024年(令和6年)、北原佳郎は『キクチヒナモロコ』との名前を『魚類の標準和名の命名ガイドライン』に従って標準和名にした。