オストパイ
ナビゲーションに移動
検索に移動
オストパイ(スウェーデン語: ostpaj)は、スウェーデンで伝統的に食されているチーズパイ[1]。スウェーデン語で「ost」は「チーズ」、「paj」は「パイ」の意である。塩気のある惣菜パイである。
伝統的には、ヴェステルボッテン地方産のハードチーズであるヴェステルボッテン・チーズを用いて作られるので、ヴェステルボッテン・パイ(Västerbottenpaj,Västerbottensostpaj)とも呼ばれる[1]。
日本で説明される際には「スウェーデン風チーズパイ」と呼ぶこともある[1]。
概要[編集]
スウェーデンの8月は晩夏であり、去り行く夏を惜しむと共に来る秋を歓迎する季節でもある。8月の第1水曜日にザリガニ漁が解禁されるとザリガニ・パーティー(クレフトフィーバ、kräftskiva)が開催されるのがスウェーデンでは風物詩ともなっているが、ザリガニ・パーティーの料理に欠かせないのが、ザリガニ、アクアビットという強い酒、そしてオストパイである[1]。
日本で作る場合には、IKEAなどでヴェステルボッテン・チーズが購入できればこしたことはないが、ゴーダチーズやチェダーチーズとパルミジャーノ・レッジャーノをブレンドしたものなどで代用される[1]。
歴史[編集]
オストパイの発祥ははっきりとはしないが、1980年代にスウェーデンで人気のあったキッシュロレーヌ(フランスの郷土料理)を発展させたものだと考えられている。
1994年にはスウェーデンの日刊新聞である『スヴェンスカ・ダーグブラーデット』でも取り上げられ、広く知られるようになり、上述のようにザリガニ・パーティーやイースターの際の料理としてスウェーデンに定着した。
作り方の例[編集]
- タルト型にパイ生地を敷き、オーブンで10分ほど焼く[1]。
- 粗めにおろしたチーズを、パイの中にまんべんなく広げ、鶏卵、生クリーム(または牛乳)、塩、コショウを混ぜ合わせたものを流し入れる[1]。
- オーブンで30分ほど焼く[1]。