キッシュロレーヌ

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キッシュロレーヌ、キッシュ・ロレーヌ(フランス語: quiche lorraine)は、フランス・ロレーヌ地域圏の伝統的な郷土料理[1][2]。

概要[編集]

フランスを代表するパイ料理であり、定番の前菜である[1]。

パイ生地の上にチーズやベーコンを並べて生地を流し込み、焼き上げた(甘くない)惣菜パイである[1][2]。

フランスでは菓子屋でも甘い菓子と並んでキッシュロレーヌが店頭販売されており、小腹が空いたときのおやつとして食されたり、サラダを添えて昼食としても食されている[3]。

歴史[編集]

16世紀にシャルル3世統治下のロレーヌ公国で生まれた料理だとされる[1]。

パン生地に鶏卵とクリームとを混ぜたものを広げて焼いたパンとして誕生した[1]。

18世紀になるとパン生地にバターを加えてパイ生地にするようになり、ベーコンも用いられるようになった[1]。

19世紀初頭には、今日に食されているような形となった[1]。

なお、古典的なレシピのキッシュロレーヌにはチーズは用いない[1]。

脚注[編集]

  1. ↑ a b c d e f g h 山口杉朗 「7 大公の探求心のたまもの ロレーヌ」『歴史、食材、調理法、郷土料理まで フランス料理図鑑』 日本文芸社、2024年、67頁。ISBN 978-4537222135。
  2. ↑ a b 川上文代 「フランス料理のコツとポイント⑭ アルザス、ロレーヌ地方の特色」『フランス料理の教科書』 新星出版社、2017年、新装版、90頁。ISBN 978-4405093393。
  3. ↑ “キッシュ・ロレーヌ”. 辻調理師専門学校. 2026年1月1日確認。