East i
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East iとは、JR東日本が保有する電気・軌道総合試験車の愛称。
- 狭義の意味ではE926形のことを指すが、ここでは便宜上在来線用の車両も解説する。
概要[編集]
- いわゆるドクターイエローのJR東日本版だが、在来線用の車両も存在することが相違点。
- 「East」は言わずもがな「東」から、「i」は「intelligent(賢い)」、「integrated(統合された)」、「inspection(検測)」から由来している[注 1]。
- カラーリングとしては白を地色に赤のラインが入った色であり、白は「21世紀」、赤は「フロンティア」をイメージしている。
しかしながら、その配色から救急車と例えられることもしばしば
車両一覧[編集]
E926形[編集]
詳細は「新幹線E926形電車」を参照
- East iオリジナル車両にして唯一の新幹線車両。新幹線総合車両センター(幹セシ)に在籍。
- 基本的に新幹線区間及び新在直通区間の検測を行う。
- 2029年度をもってE927形による置き換えが予定されている。
E491系[編集]
詳細は「JR東日本E491系電車」を参照
- 愛称はEast i-E。勝田車両センター(水カツ)に在籍。
- 基本的にほとんどの電化路線を検測するため、交直両用の車両でありATACSも搭載している。
- 2025年2月からは東京方先頭車(クヤE490-1)前面部に新しい機器を装備して運用されている。
キヤE193系[編集]
詳細は「JR東日本キヤE193系気動車」を参照
- 愛称はEast i-D。秋田総合車両センター南秋田センター(北アキ)に在籍。
- 基本的に非電化路線を検測するが、例外も存在する[注 2]。また、第三セクター路線や貨物線、JR北海道の路線の検測も行う。
- 2017年に脱線事故を経験しており、1年あまりキヤE192-1を抜いた2両編成での運用に就いたことがある。
マヤ50形[編集]
詳細は「国鉄50系客車#マヤ50形」を参照
- E491系・キヤE193系に組み込み、検測を行う建築限界測定車。仙台車両センター(仙セン)に在籍。
- オハフ50 2301から改造された事業用客車で、当初はスヤ50形として運用に就いた。
- 厳密に言えばEast iの愛称がつく車両ではないが、E491系及びキヤE193系に組み込まれることもあるため掲載した。