アイ (チンパンジー)
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アイ (1976年 - 2026年1月9日) は、愛知県犬山市の霊長類研で研究に貢献したメスのチンパンジーである。
概要[編集]
1976年に西アフリカで生まれ、1977年11月10日に同研究所にやってきた。研究はアイが1歳半だった1978年に室伏靖子教授によって始められ、コンピューターなどで言語学習を始めた。このプロジェクトは「アイ・プロジェクト」と名付けられ、言語の進化的起源を探る研究をはじめ、知覚・学習・記憶などを調べる研究に参加した。成果はチンパンジーのこころを実験的に理解する枠組みを作り、人間のこころの進化を考える上でも重要な基盤を築いた。多くの文字や数字を識別し、数字の短期記憶では人間を上回る能力を示したこともあった。1989年には別のチンパンジーと共に檻から抜け出した経験があり、アイが近くにあった鍵を使い、南京錠を開けたらしいことが判明した。2000年にはオスのアユムを出産し、親子間での知識伝達の研究が注目された[注釈 1]。
2026年1月9日の午後4時過ぎに高齢と多臓器不全のため逝去。49歳没 [注釈 2] [注釈 3]。
注釈[編集]
- ↑ 「天才」チンパンジーのアイ死ぬ 多くの文字や数字を識別 (Wayback Machineにアーカイブされた共同通信によるヤフーニュース記事) https://web.archive.org/web/20260110214542/https://news.yahoo.co.jp/articles/9d2044ce821f6256f2414b92982258989c655474
- ↑ 天才チンパンジーのアイ逝く、49歳 研究に貢献、人を上回る成績も (Wayback Machineにアーカイブされた朝日新聞によるヤフーニュース記事) https://web.archive.org/web/20260110105602/https://news.yahoo.co.jp/pickup/6565696
- ↑ 「天才チンパンジー」アイが49歳で死ぬ…京都大ヒト行動進化研究センターが発表 (Wayback Machineにアーカイブされた読売新聞によるヤフーニュース記事) https://web.archive.org/web/20260110142126/https://news.yahoo.co.jp/articles/b72953980ef3679c454b4344701761c49532694c