もどき

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もどきとは、何かに似ているものを形容する言葉。

類義語として「ニセ - 」「 - マガイ」がある。

概要[編集]

語源はもどく(批判する、非難するといった意味)であり、それが名詞形になったものである。
そこから転じて、主に田楽芸にて主役の真似をする滑稽芸を意味するものになったが、さらに転じることになり、現在の意味合いとなった。

使用例[編集]

その他[編集]

にせ[編集]

  • 「もどき」の他にも「にせ」が使われることもある。相違点としては、もどきは接尾辞、にせは接頭辞であることが挙げられるが、意味合いや生物における名称の曖昧さとしてはそこまで違わない。
    • 例として、ニセアカシア(標準和名ハリエンジュ[注 5])が挙げられる。こちらは種小名pseudoacacia」からの直訳である。にもかかわらず、日本では「アカシア」と呼ばれる木は基本的にニセアカシアのことを指し、当のアカシアはミモザと呼ばれている[注 6]
「にせ」と「もどき」両方が存在するあれこれ
3種それぞれの違い
名称 傘の色合い ヒダの状態 傷つけた場合
クロハツ 幼時は汚白色から灰褐色
生育に従って灰褐色から黒褐色を帯び、最後にはほぼ黒色を呈する
柄に対して湾生し、厚みがあって疎らに配列
最初は白色あるいはクリーム白色だが、古くなるとほぼ黒色に
次第に赤変し、後にゆっくりと黒変
ニセクロハツ 灰褐色か黒褐色に近く、色味は全体的に均一 柄に対して離生し間隔は疎ら
やや黄色味を帯びた白色で変色性がある
ゆっくりと淡赤褐色に変化するのみで、黒変はしない
クロハツモドキ 幼時は類白色
生育に従って黒褐色や黒色、灰褐色になる
幅広く密生し、細かく、柄に対して離生
最初は白色から淡黄土色で、老成すると黒色を帯びる
赤変し、後にゆっくりと黒変

脚注[編集]

  1. 「ナナフシモドキ」における「ナナフシ」は「七節(節くれの木の枝)」のことを指し、七節に似たものから由来している。一方で、「ナナフシ」における「ナナフシ」は単にナナフシモドキから短くなったために呼ばれている呼称である。
  2. しかもホタルイカモドキ科にはニセホタルイカ属も存在している。もうここまで来るとわけが分からない
  3. ラムネポン酢など。
  4. 例として、209系(1000番台)とE231系(800番台)、211系719系D51形C58形などが挙げられる。
  5. 松村任三が命名したもので、植物学上ではこちらがデフォルトである。
  6. ニセアカシアの方が先に日本に輸入されたためであり、今もなお誤称として使用されることも多い。

関連項目[編集]