がらくたの詩

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がらくたの詩』(がらくたのうた)は手塚治虫の漫画作品。

週刊少年サンデー』(小学館)の1969年8月24日号に読み切り掲載された。

1969年の春、新宿駅西口(新宿駅西口地下広場)でギターを手にした若者が反戦フォークソングを歌う「フォークゲリラ」という集会が自然発生的に始まっている。夏前には集会に集う人数は7000人に達したが、同年7月18日東京都機動隊を動員し、集会を強制排除し、活動は終息した。こういった時代背景をライブ感覚でとらえて描かれた作品である[1]

シンガーソングライター木屋響子が本作で書かれた歌詞にメロディーを付けた楽曲『がらくたの歌』を2004年にリリースしている。

あらすじ[編集]

江崎兄弟は台風で両親を亡くし、2人で支え合ってくらしていた。兄は警察官機動隊隊員)となった。ギターを欲しがっていた弟のために、兄は誕生日プレゼントとして買って帰ったが、弟はそのギターを叩き壊してしまう。

駅では反戦フォークを歌って集会を開く「キリスト」と名乗る男がいた。兄はキリストの主張に共感を覚える部分もあったが、職業柄、キリストたちを拘束せねばならなかった。

弟はキリストに感化され、ギターを手に共に歌う仲間となっていた。自分の買い与えたギターは壊してしまったのに、キリストたちのギターを手に歌う弟を見た兄は、力の限り弟を殴り倒した。

脚注[編集]

  1. 手塚治虫と戦争:がらくたの詩”. 手塚治虫公式サイト. 2026年2月14日確認。

外部リンク[編集]