YZERR

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YZERR(ワイザー、本名:岩瀬 雄哉)は、神奈川県川崎市出身のヒップホップアーティスト、起業家

経歴[編集]

初活動は2012年7月に行われた第1回高校生ラップ選手権、1回戦敗退。その後2014年の第5回高校生ラップ選手権で優勝。2015年にはT-Pablow2WINを組み、Zeebra率いるGRAND MASTERと契約。デビュー楽曲は「FIRE BURN」。

2WINの契約により2015年からメジャーデビューした、BADHOPのメンバーとして活動していた。2024年東京ドーム公演をラストとしてBADHOPが解散した後はソロとしても活動し、2025年には初ソロアルバム「DARK HERO」を発売。また同年10月3日10月4日にはCentral ceeFutureなど、世界的に著名なヒップホップアーティストと日本の著名なヒップホップアーティストを交えた、世界規模のHIPHOPフェス「FORCE Festival」を主催するなど、世界規模で有名なラッパーとして現在も活動している。

人物[編集]

生誕〜不良時代[編集]

1995年11月3日生まれ。岩瀬 達哉ことT-Pablowは双子の兄。幼少期から貧しい母子家庭で、川崎市の中でも特に治安が悪い池上町で育った。母親が一家心中を図ろうとしたり、隣人はドラッグ漬けで家と家の間に注射器を落としていたりと、幼い頃から過酷な環境だった。

小学1年生で不良となり、毎日のようにタバコをふかしていた。小学2年生では仲間と唾を吐いて水溜りを作るなど、冗談にならないレベルの不良だったといい、稲川会など川崎の暴力団に度々襲われたりしていた。

逮捕[編集]

川崎市立川中島中学校に入学するが、T-Pablowと共に学校1のワルだったと言い、2人のみ隔離された教室で授業を受けていた。そんなYZERRは窃盗や暴力などで中学生2年生で逮捕され、少年院に送還された。しかし少年院の中でも問題を起こし続けた為、関東医療少年院に移送された。収監された部屋は神戸児童連続殺人事件の犯人である酒鬼薔薇聖斗と同じ部屋だったという。

池上から東京ドーム[編集]

少年院からの釈放後、Zeebraのラップに影響を受け、自身もラップを始める。第1回高校生ラップ選手権に兄T-Pablow(当時の名義は「K-九」)と「DIABLO」名義で出場するが、1回戦 秋影に僅差で敗れる。K-九はその後優勝し、DIABLOは自分の才能の無さに失望して音楽活動を一時的に停止。しかしその後K-九から改名したT-Pablowの第4回高校生ラップ選手権を生で観て、再びラップを再開。YZERRと改名し、第5回高校生ラップ選手権に出場して悲願の優勝を果たす。優勝した岩瀬兄弟は「2WIN」クルーを組み、Zeebraのレコードレーベル「GRAND MASTER」と契約して正式にメジャーデビューした。この頃から2WIN含め地元の幼馴染10人(解散時は8人)でBADHOP名義でも活動を開始し、「Life style」「Ocean view」などYZERRも参加し数々の名曲を出して2018年にBADHOPは日本武道館ライブを開催。チケットは即完売となり、またBADHOPのアパレルブランドである「BreatH」が誕生するきっかけともなった。その後はメンバーの活動方針に違いが見られ、2023年に解散を発表。2024年にはヒップホップアーティストとしては日本初となる東京ドーム公演を行い、人気絶頂の中で解散した。YZERRはこれが世界的アーティストとして飛躍するきっかけにもなった。

ソロ活動[編集]

2024年からソロ活動しており、「South side」などを収録した初のソロアルバム「DARK HERO」が2025年に発売されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]