JRバス
ナビゲーションに移動
検索に移動
JRバスとは、JRグループの旅客鉄道会社6社の子会社であるバス会社もしくはそれらの事業者が運行する路線バス・貸切バスの総称である。
概要[編集]
JRグループの前身の日本国有鉄道時代から鉄道路線の先行開業や補完・培養などを目的にバスを運行していたが、それがJR発足後も引き継がれたもの。JR発足当初はJR旅客鉄道会社の中にバス事業部門を設置して直営する形を取っていたが、民営化時の合意により、JR東日本・JR東海・JR西日本の3社は1988年(昭和63年)に子会社へ移管した。一方、いわゆる三島会社と呼ばれるJR北海道・JR四国・JR九州は2004年(平成16年)までバス事業を直営していた。
一般路線バスは鉄道の先行開業や補完といった目的で路線が開設された性質上過疎地を走る路線が多く、利用者減少により相次いで廃線となっていった。特にJR東海バスは一般路線バスから2009年(平成21年)9月で完全撤退している。その一方で高速バスは各社堅調であり、路線の拡大・本数の増強・新車導入などが継続して行われている。