2030年代
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2030年代(にせんさんじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)2030年から2039年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた2030年代について記載する。
フィクションのできごと[編集]
- 初頭 - 宇宙背景放射のスペクトルが紫外線や紫の可視光まで広がる「全天紫外可視光輻射現象(AUVR)」が発生し、30年代半ばには夜空が紫色になる。ブレーン論的多世界解釈などに基づくAUVRの原因についての複数の解釈で、AUVRは時空異常現象によるものであり、数十年以内に太陽系が滅亡すると予測される。(小説『シンギュラリティ・コンクェスト』)[1]
- 2038年8月15日 - アンドロイドが自分の意思を持ち始める。(ゲーム『デトロイト ビカム ヒューマン』)
- 203X年春 - 後に「オシリス」と呼称されるようになる地球近傍天体「2025FW05」が、人為的と判断できる形で軌道を変更し、赤道上空の高軌道に遷移。並行して、低軌道上の機能停止衛星やデブリのすべてが未知の手段によってオシリスと同じ軌道に集約され、リングを形作る。国連の下に発足した調査班「IAPO」によって、これらの現象を起こしたと仮定される地球外知的存在は「オビック」と命名される。(小説『知能侵蝕』)[2]
脚注[編集]
注釈
出典
- ↑ 山口優 『シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約』 徳間書店、2010年、21 - 24,115,116。ISBN 978-4-19-893262-6。
- ↑ 林譲治 『知能侵蝕 1』 早川書房、2024年、28 - 30,87 - 92,113 - 119,175 - 178,200。ISBN 978-4-15-031564-1。