1970年代の日本
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1970年代の日本(1970ねんだいのにほん)では、1970年代の日本の出来事・流行・世相などについてまとめる。
フィクションのできごと[編集]
- 前半 - 中国青海省北西部に地球外生物の円盤が着陸し、未知の科学兵器を用いて周辺への攻撃を開始。人民解放軍が応戦するも、通常兵器は通用せず大損害を受け、戦闘はチベット地区および新疆ウイグル自治区や甘粛省、さらにはソ連の中央シベリアやインド、ネパールなどの中国国外へも拡大する。これを受け国連は「世界非常事態宣言」を採択し「大国連軍」を設置する。(小説『見知らぬ明日』)[1]
- 後半(昭和5×年) - 地震研究所が築かれたノロシ山の松代皇居にあるトンネルが、1945年7月の工事中の松代皇居の中央坑道と繋がる。その後、昭和5×年の日本政府と帝国陸軍が接触し、決号作戦の援助のため1945年への自衛隊の介入が開始される。(小説『パラレルワールド大戦争』)[2]
- 197X年(後半)6月 - タッシリ・ナジェールの先史遺跡から、かつて白鳥座方向から来訪したと見られる地球外の珪素型生物の頭脳「緑の石」が、関連する土偶や壁画、石板などとともに発掘される。同時期に、米国国立電波天文台が銀河系中心核から放たれるガンマ線強度の上昇を観測する。(小説『緑の石』)[3]
- 197×年1月半ば - 富士山の噴火とともに「東京大地震」が発生し東京は壊滅。直後に川崎市と直江津市を結ぶ形で本州を二分する地割れが生じ、そこから現れた「怪物」が世界中の通信機に向けて脅迫を発する。その後の調査により、一連の出来事は1億年前(または6千万年前)に太陽系外から飛来した他天体の生物の機械によるものと判明する。(小説『北北東を警戒せよ』)[4]
- 197×年 - 日本各地で中型地震や火山の噴火が多発し、7月26日には天城山と三原山の噴火を伴う「伊豆地震」が、8月16日には「京都大地震」が発生する。同時期に、地球物理学者の田所博士が、日本列島近傍のマントル対流のパターン急変の兆候を察知し、急変の結果としての「日本沈没」を予測。これに対する調査研究を目的とした「D計画」が開始される。(小説『日本沈没』)[5]
- 197*年2月1日 - 稲荷の境内で決闘に臨もうとしていた横田順弥と鏡明、そしてその介添人ら6名の中学生が、突然出現した空飛ぶ円盤の中に吸いこまれ、宇宙人Xによって人間の脳細胞にひそむ超人能力をひきだされる。その後、6名は「超革命的中学生集団」を結成する。(小説『超革命的中学生集団』)[6]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 小松左京 『見知らぬ明日』 角川春樹事務所、1998年、11,22-27,41,51,57,58,68,99-110,123-126,158,172,183-186,200,216-222。ISBN 978-4-89456-426-8。
- ↑ 豊田有恒 『パラレルワールド大戦争』 角川書店、1980年、10,19-79,96-98,106-113,121,123。ISBN 978-4-04-137720-8。
- ↑ クライン・ユーベルシュタイン 『緑の石』 ダイヤモンド社、1977年、1・3 - 7・14 - 43・83頁。NCID:BN11710047。
- ↑ 光瀬龍 『北北東を警戒せよ』 朝日ソノラマ、1975年、146-179,185,186,210-220。ISBN 978-4-257-76003-0。
- ↑ 小松左京 『日本沈没(上)』 光文社、1973年、11,90-95,101-104,128,133,135,181,196-210。ISBN 978-4-334-72043-8。
- ↑ 平井和正 『超革命的中学生集団』 早川書房、1974年、13-35,49-53。ISBN 978-4-15-010144-2。