黒川想矢
黒川 想矢(くろかわ そうや、2009年12月3日 - )は、日本の子役。キャロット所属。
エピソード[編集]
・母親が児童文学好きで名前の「想矢」はマーク・トウェインの児童文学『トム・ソーヤーの冒険』の「トム・ソーヤー」に由来しており、4歳下の弟も児童文学『赤毛のアン』にちなんだ名前を付けられている。
・0歳より水泳を習っており、5歳のとき、母親に「いろんな世界を見てみたら」と勧められたことをきっかけに、習い事の一つとして子役活動を始めた。
・小さい頃から「宇宙」が大好きで、宇宙の起源や未解明の現象について調べることを楽しんでいる。
・タイ人である父の影響もあり2年ほどキックボクシングを続けていた。
・中学校入学を控えた時期に、学業との両立を考え、一時的に俳優業を休止することを検討していた。しかし、その際に映画『怪物』のオーディションの話が舞い込み、周囲から「良い学びになるから最後に受けてみたら」と勧められたことをきっかけに、応募書類を提出したところ、4回にわたるオーディションの末、見事に主役を勝ち取った。また、同時期に出演したドラマ『剣樹抄~光圀公と俺~』では、舘ひろしと共演。この2つの出会いが重なったことで、俳優業を続ける決意を固めるに至った。
・『剣樹抄~光圀公と俺~』で共演した舘ひろしに深い影響を受け、舘プロの一員となった。
・憧れの存在として映画『怪物』で母親役として共演した安藤サクラの名前を挙げている。安藤の「常に自分を持っていて、面白くて優しい」人柄に感銘を受け、緊張したときには安藤のことを思い出して落ち着くほどだという。
・『怪物』の撮影では、幼い俳優には台本を渡さず、口頭でセリフを伝えるという独自の手法が用いられることが多かった。しかし、今回は監督が黒川と同級生役の柊木陽太に「台本はあったほうがいいか」と確認し、二人は「ぜひ欲しい」と要望した。二人は台本を通じて、自身の心がどこで動くのかを感じながら演技に取り組んだ。
・第76回カンヌ国際映画祭で主人公を務めた映画『怪物』の上映中、約3000人の観客を前に、「途中で退場者が出たらどうしよう」「最後に拍手が起こらなかったらどうしよう」と不安な気持ちで胸が高鳴っていたと明かしている。しかし、上映後にスタンディングオベーションが起きると本当にホッとして号泣し、「幻を見ているような感覚だった」と振り返った。
・多忙な俳優業と並行して学校生活も送り、勉学にも意欲的である。中学校では美術部に所属し、技術の授業で初めて扱ったミシンに魅了され、自宅用のミシンを購入するほど裁縫に熱中している。
・中華料理人である父親の影響もあり、自分で餃子の包み方を工夫して上達し、一時期自作の餃子の写真をLINEのアイコンやスマホの待受画面にしていた。
出演[編集]
ドラマ[編集]
- BS時代劇「剣樹抄~光圀公と俺~」(NHK BSプレミアム、2021年11月5日) - 了助役
- 土曜ドラマ「きよしこ」(NHK、2021年) - 黒木役
- 連続殺人鬼カエル男 第3・7話 (関西テレビ、2020年) - 有働真人役
- 緊急取調室 第4話 (テレビ朝日、2019年) - 幼少の荘介役
- シンドラ「トーキョーエイリアンブラザーズ」第3・4・5・10話 (日本テレビ、2018年) - 涼太役
CM[編集]
- アース製薬「アース虫よけネット」ラジオCM (2021年)
- バンダイ「ENTRY GRADE~仮面ライダーゼロワン~」(2020年)
- CASIO「EX-word(電子辞書)」(2019年)
- ケンタッキー・フライドチキン「クリスマスパック」(2018年)
- ハウス食品 とんがりコーン「とんがりっ子!」篇 (2018年)
- バンダイ「びっくら?たまご・ダイヤルファイターVSトリガーマシン入浴剤2」(2018年)
- ソニー トイ・プラットフォーム「toio」(2019年)
- P&G「アリエール~マネキンチャレンジ篇~」(2017年)
- 伊藤ハム「朝のフレッシュハム」(2017年)
WEB[編集]
- SONY「toio(玩具)」(2019年)
- VISA BMX「Visa のタッチ決済~中村輪夢選手~」(2018年)
- 富士フィルム「フォトブック」(2016年)
スチール[編集]
- 日生協「すくすく応援団・新春号&盛夏号」カタログ・WEB (2019年)
- 日生協「すくすく応援団・新春号&初夏号」カタログ・WEB (2019年)
- ハナヤマ「アイアムオリーブ」小冊子 (2018年)
- 日生協「すくすく応援団」カタログ・WEB (2018年)
- スバル「フォレスター」スチールオール媒体 (2018年)
- イトーヨーカ堂アリオ葛西店オープン用広告&フロアガイド (2018年)
- ベネッセ「チャレンジ 1・2・3 年生」DM・WEB (2017年)
- 新美容出版「SHINBIYOキッズ&ティーン特集・11月号」雑誌 (2016年)
- ららぽーと EXPOCITY (2015年)
バラエティー[編集]
- しまった!~情報活用スキルアップ~動画で伝える技(わざ) (NHK Eテレ、2020年)
- ほんとにあった怖い話 ほん怖クラブ2019メンバーズ (フジテレビ、2019年)
- ハナタカ優越感・#104 (テレビ朝日、2018年)
その他[編集]
- 斉藤壮馬「パレット」MV (2020年)
- GROOVE X「LOVOT」企業発表会 (2018年)