食中毒
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食中毒(しょくちゅうどく)とは、飲食物に含まれる病原体やその代謝物質、毒物を人が経口摂取した結果起こる中毒の総称。下痢・嘔吐・発熱等の症状を訴えるが、これらは人体が毒を早期に体外へ排除しようとして起きるものである。
梅雨で高温多湿になる夏に多いが、それ以外の季節でも毒キノコの誤食等で発生する。食中毒をただ猛烈な腹痛と凄まじい下痢に襲われる程度に認識している人が時々いるが、そんなレベルの話ではない。
分類[編集]
因子・物質と発症様式によって分類される。
- 因子・物質による分類
- 発症様式による分類
- 毒素型食中毒 - 原因物質が毒物として作用する。科学性食中毒や自然毒食中毒はこれ。
- 感染形食中毒 - 病原体への感染による作用。
- 中間型食中毒 - 感染型と毒素型の中間。
主な食中毒[編集]
- 細菌性毒素型食中毒
- 細菌性感染型食中毒
- 腸炎ビブリオ - 生魚から感染することが多い。
- サルモネラ - レバー・鶏肉・鶏卵の他、自家製マヨネーズ・アイスクリームから感染することが多い。
- カンピロバクター - 家畜・家禽類の常在菌であり、生食によって感染のリスクが生じる。
- 病原性大腸菌
- リステリア属菌 - 食肉加工食品、生乳製品から感染することが多い。
- 中間型
- 型不明
- ウイルス性食中毒
- 科学性食中毒
- 自然毒食中毒
- 寄生虫食中毒
- その他
日本における状況[編集]
毎年年間2万人程度が食中毒に罹患している。死者数は多くても10数人程度で、0人の年もある。
食品衛生法には食中毒発生時の報告・調査・行政処分等が定められている。行政処分だけに留まらず、業務上過失致死傷等で刑事事件として起訴されるケースや、民事訴訟に至るケースもある。食中毒を発生させた業者・店舗は厳しい処分を受け、場合によっては廃業することもある。
- 主な大規模食中毒事件