酒と煙草の日雇いダンジョン
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『酒と煙草の日雇いダンジョン』(さけとたばこのひやといダンジョン、英語: Day labor dungeon of alcohol and chigarettes)は、ユウキレイによるダークファンタジー漫画。
『月刊ヤングキングアワーズGH』(少年画報社)にて2024年8月号(2024年6月17日発売)[1]から2025年8月号(2025年6月16日発売)[2]まで連載された。全13話。単行本は全1巻予定(2025年10月発売予定)。
ファンタジー世界を舞台に女性2人を主人公として冒険譚を描く物語であるが、主人公2人がそれぞれアルカス、ヤニカスであることが特徴として挙げられる。古代迷宮(ダンジョン)の探索を行って、賞金稼ぎとお宝探しによって家探しによって収入を得る2人なのだが、2人はカスであるから収入は酒と煙草の代金にと消え、さらには借金をしてでも酒を呑み、煙草を喫するため借金返済のために古代迷宮の奥深くに踏み込むということを繰り返している。
登場人物[編集]
- セラ
- オーガ族のアルカス女。
- 武器は手入れやらが面倒とのことで持たず、盾や拳、足技を用いる。
- 非常に生命力が強く「ミンチよりひでぇ」状態になっても生きているし、なんなら首が切断、頭骨が両断されても生きている。ルナールの回復魔法で治っているが、首切断や頭骨両断の際には時間は自然治癒でくっついていた。
- 「死なない」祝福と「死ねない」呪いとの両方を受けている。そのため、灰になった状態からでも蘇る。常に酒を呑んでいるのは、無窮の時を生きるのに酩酊していないとやってられないから。
- ルナール
- ダークエルフ族のヤニカス女。
- 呪文の詠唱無しに強力な魔法を用いる。村を含む森一つを完全に焼却するような魔法も使える。
- 煙草には魔力回復の効果がある。
- ヒゲタコ
- セラ、ルナールに従う魔法生物。
- ダーヨシ
- 冒険者の1人。「出産」の祝福持ちで、近くで出産がある際に幸運が起きる。
- モデルは、Game*Spark/インサイドでゲームのプレイ絵日記を連載している吉田輝和。ユウキの他の漫画にもモデルとなったキャラクターが登場しているほか、『惰性67パーセント』(紙魚丸)や『ちおちゃんの通学路』(川崎直孝)といった他の作家の漫画作品にもモデルとしたキャラクターが登場している。
世界設定[編集]
- 世界樹
- 生命を司る存在。全ての人々にではないが、人々になんらかの「祝福」を与える。
- 化石樹
- 世界樹と反対の存在であり、死を司る。人々になんらかの「呪い」を与える。
- 迷宮調査団
- セラとルナールの借金先。他での借金も調査団が肩代わりすることで一本化している。
- 錬金術師協会
各話[編集]
- 死霊術師の迷宮
- 死霊術師の迷宮・2
- 日雇いダンジョン
- 水源地の洞窟
- 燃えろ燃えろ
- 人さらいの町
- 錬金術師の隠し砦・実験棟
- 祝福と呪い
- 樹の根の迷宮
- 死霊術と錬金術
- アンデッド討滅戦
- 命は灰の中から
- 酒と煙草と
脚注[編集]
- ↑ “塩野干支郎次のファンタジーエロコメ「女神の加護を受けしママのサーガ」GHで開幕”. コミックナタリー (2024年6月17日). 2025年9月26日確認。
- ↑ “しおやてるこの新連載は“トライアングルサスペンスラブ” 「ツノカクシ」GHで開幕”. コミックナタリー (2025年6月16日). 2025年9月26日確認。