豊橋鉄道モ3700形電車
ナビゲーションに移動
検索に移動
モ3700形電車(モ3700がたでんしゃ)とは、豊橋鉄道が運用していた路面電車用車両である。
概要[編集]
名古屋市交通局で使用されていたBLA→1200形電車を1963年(昭和38年)に譲り受けたもの。
豊橋へは1202・1204・1205・1206の4両が入線し、3701・3702・3703・3704の番号でデビュー。小型の単車を置き換えた。当初は東田本線で車掌乗務の形態で運用され、後に2両がワンマン対応改造を受けて柳生橋支線へも進出した。なおワンマン改造を受けなかった2両は廃車され、ワンマン対応車は柳生橋支線の廃線後も本線で活躍を続けている。
元が1927年(昭和2年)製造ということもあり、名古屋鉄道から譲り受けたモ3200形が営業を開始すると3704が廃車。残った3702は予備車となり、車体広告を解除。ギャラリー電車→レトロ電車として団体貸切や休日昼間の定期列車で活躍を続けたが、2005年(平成17年)で営業から離脱。2007年(平成19年)3月に最終運行を行って廃車された。廃車後は松葉町に2008年(平成20年)にオープンしたこども未来館で静態保存されている。