羽と星くず
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『羽と星くず』(はねとほしくず)は手塚治虫のSF小説形式の絵物語作品。
『赤旗日曜版』(日本共産党)にて1961年3月12日から1962年1月28日まで連載された。
あらすじ[編集]
有馬は宇宙船のパイロット。ある時、有馬の乗る宇宙船に羽のような形をした物体を見つけ、それを持ち帰って弟の定男に見せた。
有馬兄弟の前に謎の女性が現れ、彼女は自分は天使であり、有馬が持ち帰った羽を返してくれるように促した。しかし、彼女は許可なく地上に降りたということで、監視員から追われることになった。有馬兄弟も逃走を図り、羽をカプセルに入れて隠すが、カプセルは川を流れ、下町に住む小学生のカズオとマユミ兄妹に拾われる。
カズオたちは羽で不思議な力を使って世界中を巡り廻ったりしたが、羽の力を知った権力者コマイヌによって、カズオたちは捕らわれて小惑星へ送られ開拓のため強制労働させられる。
有馬兄弟と知り合ったカズオたちは羽を取り返すことに成功し、羽は天使の下へと戻った。
外部リンク[編集]
- 羽と星くず - 手塚治虫公式サイト