箱根ビュー号
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箱根ビュー号(はこねビューごう)とは、愛知県名古屋市と神奈川県足柄下郡箱根町を結んでいた高速バスである。
概要[編集]
ジェイアール東海バスと伊豆箱根鉄道(現在の伊豆箱根バス)の共同運行で、鉄道では三島・小田原での乗換が避けられない名古屋と箱根を直行で結んだ。
1990年(平成2年)3月に運行を開始。毎年3月から11月までの季節運行路線だった。
名古屋と箱根や東名ハイウェイバスが直通しない名古屋と三島を途中停車地も少なく乗換なしで結ぶとは言え、東西に長い静岡県を貫くため、片道の所要時間は4時間以上かかり、途中沼津IC以東の一般道で渋滞が生じる場合もあって[注 1]利用率は低迷した。
そのため、JR東海バスが1993年に撤退し、JRバス撤退後は愛称を「伊豆箱根号」に改め、伊豆箱根鉄道単独で運行を継続したものの、伊豆スパー号と異なり静岡県中部などで途中停車地は増えず、1996年(平成8年)シーズンの運行を終えた後廃止となった。
停車停留所[編集]
使用車両[編集]
4列シート34人乗りのトイレ付きスーパーハイデッカー車を使用していた。
伊豆箱根鉄道所有の専用車は路線廃止後日東交通へと売却された。