私有貨車
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私有貨車(しゆうかしゃ)とは、鉄道事業者以外の一般企業が所有し、車籍のみを各鉄道事業者が管理している貨車のことである。
概要[編集]
特定の荷主が特定の品目を特定の区間で輸送するために所有する貨車で、その積荷に合った形状・機能を有している。取扱上、積荷を降ろした後の空車は甲種鉄道車両輸送となる。
なお私有貨車で両数が最も多いのは石油を運ぶタンク車とされる。
私有貨車が存在する車種[編集]
私有貨車に最も多いとされる。
粉粒体や鉱石などを輸送する。
大正~昭和初期にのみ存在した。
変圧器や発電機等の特大貨物を輸送する。
完成済みの自動車を輸送する。
現存するのはチキ5500形のみ。
上に載せるコンテナを変えれば何でも運べるため、私有貨車としての製作が認められないとされる。例外的にさいたま新都心の建設残土輸送用にコキ104形5500番台が製作されたのみ。
東邦亜鉛が所有するトキ25000形のみ現存するが、定期運用はない。
ほぼ何でも運べるため、私有貨車としての製作が認められないとされる。ただし大日本帝國海軍が航空機用爆弾と魚雷の輸送用に有蓋車を所有していたことがある。
- 鉄製有蓋車
私有車[編集]
貨車以外の鉄道車両でも鉄道事業者以外が所有する車両が存在する。郵便車は合造車以外郵政省の所有となっていた他、現金輸送車のマニ30形は日本銀行の所有である。
また助成金の関係で鉄道会社以外の第三セクターが車両を保有する例もある。キハ261系0番台のSE101-103・SE201-203編成および5000番台ラベンダー編成は第三セクターの北海道高速鉄道開発が所有し、JR北海道へ貸与する形をとっている。