白棚線

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白棚線(はくほうせん)とは、ジェイアールバス関東が運行する一般路線バスである。運行を担当する支店は白河支店

概要[編集]

元々は同名の鉄道路線が1944年に休止となった際に運行を開始した鉄道代替バスである。
鉄道線の軌道跡地を利用したバス専用道を経由するのが特徴で、バス運行開始当初は専用道経由の区間が殆どで白棚高速線という路線名だった。国鉄再建法施行時は、地方交通線のバス転換のモデルケースとして、鉄道雑誌等で紹介されていた。

しかし設備老朽化などにより徐々に専用道区間が減少しており、2024年7月以降のバス専用道区間は磐城金山 - 関辺間のみとなっている。

運行系統上は祖父岡 - 磐城棚倉 - 白河間が白棚線として扱われているが、本来の白棚線は磐城棚倉 - 白河間のみで、その他の区間は浅川口 - 磐城逆川 - 金沢内、磐城棚倉 - 祖父岡が磐城南線という別の路線になっている。

この路線は地方を走ってはいるが、棚倉と新幹線駅との連絡や高校生等の通学需要が根強く、本数は最低でも1時間に1本程度確保されている。地域連携ICカード「LOCOCA」の他、交通系ICカード全国相互利用サービスに対応した交通系ICが使用できる。

主な停留所[編集]

白河駅 - 白河高校前 - 新白河駅 - 南湖公園 - 実業高校前 - 関辺 - 白河東工業団地 - 磐城金山 - 金沢内 - 磐城逆川 - 浅川口 - 磐城棚倉駅 - タカダメモリアルギャラリー前 - 修明高校前 - 祖父岡

関連項目[編集]

  • 阪本線 - 白棚線に倣って専用道バス化した国鉄予定線。