池の浦シーサイド駅

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この駅は現在廃止されています。参考のために最新の廃止記録項目を以下に表示します:

  • 2020年3月14日 東海旅客鉄道 (トーク | 投稿記録) が 池の浦シーサイド駅 (トーク | 履歴) を廃止しました (利用者数回復の見通しが立たないため)

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池の浦シーサイド駅 - 廃
いけのうらシーサイド
Ikenoura-seaside
所属事業者 東海旅客鉄道
路線 参宮線
前後駅 松下池の浦シーサイド鳥羽
駅構造 地上駅
開業 1989年7月16日
廃止 2020年3月14日
所在地 三重県伊勢市二見町松下
備考 夏の海水浴シーズンのみ営業の臨時駅。

池の浦シーサイド駅(いけのうらシーサイドえき)は、かつて存在した東海旅客鉄道(JR東海)の駅である。

概要[編集]

二見町と池の浦観光協会が近隣の池の浦海水浴場への誘客を目指し、1989年(平成元年)7月に開業した。夏の海水浴シーズンのみ営業する臨時駅で、開業初年の1989年は学校夏休みシーズンに相当する7月16日から8月31日まで営業し、普通列車の他臨時快速も停車した。

2年目となる1990年(平成2年)は営業日数が95日に増え、普通列車だけでなくこの年の春に運行を開始した快速みえも停車した。しかし池の浦海水浴場まで徒歩で15分程度かかるという立地の悪さや速達性で優れる近鉄池の浦駅を利用する海水浴客や潮干狩り客の増加、マイカー利用への転移などで利用者数が減少。2000年代初頭には年間の営業日数が10日前後まで減少した。

駅所在地の二見町はJRへ駅の存続と常設駅への格上げを要望し、JRも「わずかだが利用者がいるので当面廃止にはしない」と表明。細々と営業が続けられていた当駅だが、2018年はついに営業をしないこととなった。そして利用者数回復が見込めないとして2020年3月のダイヤ改正に合わせて廃止された。


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