東武80000系電車

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Ambox currentevent.svg 最新の出来事
この記事には、最新の出来事についての記述が含まれています。これらの情報は出来事の進行によって急速に変更される可能性があります。

80000系電車(80000けいでんしゃ)とは、東武鉄道が2024年度より投入を進めている通勤型車両である。

概要[編集]

老朽化した野田線(アーバンパークライン)の8000系10030型の置き換えおよび5両化用の新型車両として開発された。フルSic-VVVFなどの採用により既存車両と比べて省エネ化を図るほか、4号車に「たのしーと」を配置するなど子育て世代へ配慮した車内設備となっている。一方、LCDは千鳥配置で60000系より退化している。

製造は直近の東武の車両では珍しく近畿車輛が担当する。なお、全25編成中、5両すべて新製されるのは7本のみで、残りの18本は新製の4両に60000系からの改造編入車1両を組み込み運用される予定。

動向[編集]

2024年度
5両編成×5本を増備
2024年12月、第一陣となる81501F・81502Fが近車から出場し、横須賀線内の沿線火災の影響で遅れながらも南栗橋へ甲種輸送された。
伊勢崎線日光線で性能確認の試運転を実施。
2025年3月9日より営業運転を開始。一番列車は81502Fが担当した。

初期不良?[編集]

2025年3月にデビューした80000系だが、初日からオーバーランが多発し、積極的に運用に入れない状態となっている。Twitter電車博士の間では、原因として

  • ブレーキの効きが悪い
  • 運転士が5両編成の運転に不慣れ
  • 停止位置が60cm以上ズレるとドア扱い不可能

などの点が挙げられている。

その後、年度の節目に入る頃には性能が安定したと言われており、以降の充当編成も増加した。

近い世代の鉄道車両[編集]