東名高速飲酒運転追突事故

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東名高速飲酒運転追突事故(とうめいこうそくいんしゅうんてんついとつじこ)とは、1999年(平成11年)11月28日東京都世田谷区東名高速道路で発生した交通死亡事故である。

概要[編集]

現場は東名高速東京IC付近の上り線。千葉県千葉市在住の会社員の家族(夫・妻・娘2人)が乗った乗用車に飲酒運転の12トントラックが追突し、乗用車が大破炎上した。妻は自力で脱出し、夫は救助されるも全身の25%を火傷する重傷、娘2人は救助が間に合わず焼死した。

追突したトラックのドライバーは飲酒運転の常習犯で、事故前に750mlのウイスキー1瓶と缶チューハイ1缶を飲み、事故時には真っ直ぐ立つことが出来ないほど泥酔していた。事故前、日本道路公団に不自然な蛇行運転をするトラックに関する通報が複数寄せられていた。

事故後[編集]

トラック運転手は業務上過失致死傷罪道路交通法違反で起訴され、初公判で起訴事実を全面的に認めた。東京地裁は求刑5年に対し、懲役4年の判決を言い渡した。東京地検は控訴に踏み切り、東京高裁は地裁判決を支持し、控訴を棄却。東京高検も上告を断念したため、判決が確定した。

この事故と2000年(平成12年)に神奈川県座間市で起きた飲酒運転死亡事故(小池大橋飲酒運転事故)がきっかけで飲酒運転の厳罰化を求める署名運動が始まり、2001年(平成13年)に危険運転致死傷罪が新設された。