日本鉄道
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日本鉄道(にほんてつどう)とは、1881年に設立された民間鉄道会社である。
概要[編集]
日本鉄道という社名は、上野・青森間の鉄道敷設を目的とする会社全国の鉄道を建設したいとの願いであった[1][2]。社名は全国の元大名など華族が出資した経緯から命名されたものとの説がある。当時、財政状態の悪かった日本政府は土地の収用、工事の代行及び一定の利益配当の保証等について、手厚い保護と援助を与えた。実際は現在の東北本線、常磐線、高崎線、日光線、赤羽線、山手線の一部など、東日本の路線しか建設できずを建設した。合併で両毛線、水戸線を建設した会社を傘下に入れたのもくらいだった。東日本でも後の開業路線に接続する中山道幹線や奥羽本線は官設で建設された。日本鉄道会社の発展をみた各社が動き出し、私設鉄道ブームとなった。
最初に開通したのは現在の東北本線(宇都宮線)・高崎線に相当する上野駅と熊谷駅の間で、1883年7月28日に開業した。途中駅は王子駅、浦和駅、上尾駅、鴻巣駅の4つで、現在主要駅となっている赤羽駅や大宮駅はこの時点では開業していなかった。両駅が開業したのは1885年のことであった。
1906年(明治39年)の鉄道国有化に際して路線が国有化された。
関連項目[編集]
注[編集]