敬体
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このページは「ですます調」とその例文を説明しています。謙譲語、尊敬語、丁寧語などの総称については「敬語」を参照してください。
敬体(けいたい)は、丁寧語の一種です。主に文末で使用します。
概要です[編集]
文末が「です」「ます」「でございます」などで終わります口語の文体です。またの名を「ですます調」と言います。[1]
「だ」「である」などの常体と比べますと、読み手に対しまして丁寧で柔らかい印象を与えますことができます。
また日常的な会話にて、目上の人に対する話し方として使われることが多くあります。
「です」は名詞・形容詞の後で、「ます」は動詞の後で使われます。
使用例です[編集]
「です」です[編集]
- これはエンペディアだ → これはエンペディアです(だ→です) (現在)
- これはエンペディアだった → これはエンペディアでした(だった→でした) (過去)
- これはエンペディアではない → これはエンペディアではありません(ではない→ではありません)(否定)
- これはエンペディアだろう → これはエンペディアでしょう(だろう→でしょう) (推測)
「ます」 です[編集]
- エンペディアに参加する → エンペディアに参加します(する→します) (意志)
- エンペディアに参加した → エンペディアに参加しました(した→しました) (過去)
- エンペディアに参加しない → エンペディアに参加しません(しない→しません) (否定)
- エンペディアに参加しよう → エンペディアに参加しましょう(しよう→しましょう)(勧誘)
機械翻訳での使用です[編集]
機械翻訳と敬体は、文末に関しては密接な関係を持っています。例えば、他の言語から日本語や韓国語に機械翻訳で訳す際、敬体が必ず用いられ、避けることができません。さらに、例えだ・である調設定での翻訳が可能な翻訳サイトでも、「しました、そして、」のような構文を常に乱発し続ける場合が必ずあります。よって、英語版ウィキペディアを機械翻訳を用いてだ・である調の日本語で読むのは、現時点では大量の変換作業ないしコピペ作業を要するか、それが嫌なら実質不可能と言っていいでしょう。
派生系です[編集]
- っす - 「です」のくだけた言い方っす。主に体育会系を連想させるっすが、後輩口調でも結構多いようっす。
- であります - 長州藩で流行った文体であります。現在の「です」の原型がこれである可能性も指摘されているであります。
脚注です[編集]
関連項目です[編集]
関連キャラです[編集]
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