愛知高速交通100形電車
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愛知高速交通100形電車とは、愛知高速交通(リニモ)が保有する磁気浮上式鉄道車両。現時点では日本で唯一の営業用磁気浮上式鉄道車両となっている。
在籍状況[編集]
3両編成9本が在籍しており、先頭部には編成番号が書かれている。
第1編成は量産先行車として2002年(平成14年)に日本車輌製造で落成。名古屋市の名鉄築港線沿いにあった中部HSST実験線で翌年3月まで試験走行を実施。試験終了後、一旦日本車輛の工場に戻して量産仕様への改造を行い、リニモの車両基地まで輸送された。
第2~8編成は東部丘陵線開業に際し、量産車として日本車輌で落成した。
第9編成は愛知万博会期中の輸送力増強用に2005年日本国際博覧会協会の私有車として入籍。
万博終了後は運用を離脱し、伊藤忠商事を経て三菱重工業へと渡り、同社三原製作所で各種試験に用いられていた。2022年(令和4年)のジブリパーク開園に伴う輸送力強化のために三菱重工から買い戻され、営業復帰のための整備を行い、同年10月より運用入りした。なお三菱重工からの購入費用は30万円、営業復帰に必要な改修費用はおよそ3億円とのことである。[1]