愛宕 (梨)

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愛宕(あたご)、愛宕梨(あたごなし)は、和梨の品種の1つで、赤梨である[1]

概要[編集]

ジャンボ梨として知られ、果実は重さ1キログラムと世界でも最大級の果実である[1][2]。収穫後にも熟成が進むため「貯蔵梨」とも呼ばれる[1]

愛宕山東京都港区)のふもとで生まれたことから、名づけられている[1]

生産[編集]

2008年時点では、日本での愛宕の生産量は岡山県が1位となっている[2]

岡山県では11月から12月に収穫されている[2]

特徴[編集]

香りがと独特で、味も良い[1]が上述のように果実が大きいことが特徴に挙げられる。

2011年には、JAあいち豊田本店で行われた「第11回ジャンボ梨コンテスト」で優勝した2948グラムの愛宕が、「世界一重い梨」としてギネス世界記録に認定されている。なお、この時の生産者は2013年には自己最高の3405グラムの愛宕を育てているが、ギネス記録の更新は申請していない[3]

品種について[編集]

愛宕は長らく「1915年二十世紀を自殖、あるいは二十世紀と今村秋を交雑させた品種」と考えられてきた(実際、そう記載されている文献も多い)が、遺伝子解析を行った結果、2010年に愛宕は長十郎天の川が親であると推定されるようになった[4]

脚注[編集]

  1. a b c d e ナシ”. JA晴れの国岡山. 2025年12月30日確認。
  2. a b c 「梨」『検定―晴れの国おかやまの食―公式テキスト 過去問題付き』 吉備人出版、2008年、11-12頁。ISBN 978-4860692025
  3. ギネス世界記録™ 挑戦者たち vol.6 世界一重い梨 梅村和也さん/愛知県豊田市」、『aff』2019年11月号、農林水産省2019年2025年12月30日確認。
  4. 澤村豊「SSRマーカー解析によるニホンナシ55品種の来歴の確認PDF」 、『果樹研究所ニュース』第23号、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構、2010年、 3-5頁、2025年12月30日確認。