思春期

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思春期(ししゅんき、: puberty)とは、人生において、小学生5年生の10歳から20歳未満(19歳以下)、大学2年生までの時期までいう。10代全般であるといえる。子どもから成人の入り口、大人の入り口への移行期で、異性に対する性的関心が高まり、体と心に大きな変化が現れ、心身ともに成人に変化する。人の体がまだはっきりと形成されず、成長期の途中の時期。心身の働きが活発で、新鮮で、元気あふれて、成長する段階である。心理的には、勉強・学習期間が多く、忙しい時期。人生で、若年、若い頃の時期。若い時期の前半ともいえる。年齢が少ないこと。若年の年代を季節に換算して区分したものといえる。「人生の春」にたとえられる時期。青春期の範囲でもある。

思春期の始まり、小学校5年生の10歳は、青春の少し手前で、早春という。

思春期では、男子は精子が多く作られやすく、女子は月経が見られやすい。

思春期の女は「女の子」、思春期の男は「男の子」と呼ばれる。

人生を春に例えた言葉は、類義語として「青春」がある。

概要[編集]

英語の「puberty」は、男子は精子が多く作られやすく、陰部に陰毛が生えることからそう呼ばれた。

心身が老化・衰えてくる中年期を、思春期と対比させて「思秋期」と呼ぶこともある。「白秋」ともいう。思秋期という名詞はおそらく造語である。

関連項目[編集]