思秋期

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

思秋期(ししゅうき)とは、思春期に対峙する概念として提唱されている心理学の用語。人生で、心身や精神に衰えが見られる時期のことで、中年期の後半~老年への過渡期、熟年期に当たる。40代後半~60代前半に当たる。若さを失い、成人病が隠れている時期で、心身の衰え・老化により以前のような思考・行動が困難になったり、過去の過ちや災難により、「昔、あれをしておけばよかった」「昔、過ちを起こさなければよかった」「もう手遅れだ」という悔恨の気持ちが生まれたりするため、思春期同様に精神的に不安定である。抑うつ的な気分に引き込まれることもある。人によってはその後悔がストレスにつながったり、人生の無駄や、心理的な危機に直面するおそれがあるため、警鐘を鳴らす意味で「思秋期」という概念が心理学界から提唱されている。人生を秋に例えた言葉は、類義語として「白秋」がある。人生の秋は、所謂表記なら「白秋」。

固有名詞[編集]

関連項目[編集]