崩壊エネルギー

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崩壊エネルギーとは、不安定な原子核放射性崩壊が起こるときに放出されるエネルギーである。このエネルギーは運動エネルギーとして放射性生成物と原子核に伝達され、放射線として放出される。記号はQで表され、一般に以下のように求める。

Q(MeV)=931,5ΔM(u)

アルファ崩壊[編集]

アルファ崩壊では、崩壊エネルギーは以下の通り。

Qα=931,5(MZ2A4+MHeMAZ)

ベータ崩壊[編集]

ベータ崩壊の崩壊エネルギーは以下の通り。

Qβ=931,5 (MZ+1MZ)

また、ベータプラス崩壊では以下のようになる。

Qβ+=931,5 (MZ1A+2 MeMZA)

電子捕獲[編集]

電子捕獲の崩壊エネルギーは以下の通り。

QEC=931,5 (MZ1AMZA)

ガンマ崩壊[編集]

ガンマ崩壊では、崩壊エネルギーは生成核の運動エネルギー(Ed)とガンマ量子エネルギー(Eγ)の合計から生じる。

Qγ=Ed+Eγ

また、2つの量の関係は

Ed=Eγ2/(2 mdc2)

これは、生成核のエネルギーがガンマ量子のエネルギーの0.1%未満であり、したがって多くの場合無視できることを意味する。

関連項目[編集]