宇治山田駅
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宇治山田駅 | |
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うじやまだ Ujiyamada | |
所在地 | 三重県伊勢市岩渕二丁目1-43 |
駅番号 | M74 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
電報略号 | ウヤ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 3面4線 |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)3月17日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | M 山田線 |
キロ程 | 28.3km(伊勢中川起点) |
◄M73 伊勢市 (0.6km) | |
所属路線 | M 鳥羽線 |
キロ程 | 0.0km(宇治山田起点) |
(1.9km) 五十鈴川 M75► | |
宇治山田駅(うじやまだえき)は、三重県伊勢市岩渕二丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)の駅である。駅番号はM74。
概要[編集]
伊勢神宮外宮に宇治山田駅からバスで約7分、徒歩で約12分の距離にある。現駅舎は開業当時のクラシックな姿をとどめ、国登録の有形文化財(2001年11月20日登録)となっている。かっては伊勢神宮観光の拠点として宇治山田駅前の商店街は栄えていた。しかし現在は鉄道の発達とともに日帰り客が増加し、また近鉄の路線延長などもあり、伊勢神宮などへの観光客700万人のほとんどは、伊勢市を参拝して通過するだけで鳥羽・志摩方面へ向うため、経済的には伊勢市は衰退傾向とされている。
歴史[編集]
現在の伊勢市はその前身が宇治山田市であった。宇治と山田は、それぞれ別の地区で、伊勢神宮の内宮のある地域が宇治で、外宮のある地域が山田であり、それぞれ門前町を形成していた。戦国時代には両者は度々対立し、激しい合戦に及ぶこともあった。1486年(文明18年)には、宇治と山田の境に山田方が番所を設け、宇治への物資や参詣者の流入を妨げたことに端を発した合戦が起きた。
宇治山田市(当時)の玄関ともいえる宇治山田駅は1931年(昭和6年)に参宮急行電鉄の終着駅として建設された。駅名は当時の宇治山田市から取っている。鉄道省で初代建築課長を務めた久野節が設計した。外壁はテラコッタとスペイン瓦によりスパニッシュ様式となる。入口上部に八角形の窓が並ぶ。内部の1階は2階まで吹き抜けがあり、広々としている。間口約120mの3階建ビルの南西端に5階建の塔屋を立ち上げる。建屋本体は3階建てであり、ホームは3階に設けられる。2階には貴賓室が作られる。
のりば[編集]
付近名所[編集]
- 伊勢神宮外宮(豊受大神宮)
- 伊勢神宮外宮参道
- 豊受大神宮別宮 月夜見宮
- 式年遷宮記念せんぐう館
- おかげ横丁
駅周辺[編集]
- 明倫商店街
- 伊勢市観光文化会館 - 地元に工場を持つシンフォニアテクノロジーが命名権を得て、「シンフォニアテクノロジー 響ホール 伊勢」の愛称を持っている。
- 伊勢郵便局
- まんぷく食堂 - 「からあげ丼」と「伊勢うどん」、地元高校球児の御用達。
所在地[編集]
- 〒516-0037 三重県伊勢市岩渕2-1-43