国鉄モハ61形電車
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国鉄モハ61形電車は、日本国有鉄道が鉄道省モハ40形電車を改造した電車である。
概要[編集]
両運転台、3扉ロングシートの車両である。1951年から5両の鉄道省モハ40形電車の電動機を載せ替えて出力向上を行った車両である。すべて1932年製の車両から改造したので運転台は平妻貫通型である。昭和28年6月1日車両称号規定改正によって形式を改めた。番号対照は40001~40004・40013→61001~61005である。
性能[編集]
形式 | モハ61 |
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定員 (座席) | 134 (55)135 (56) |
座席配置 | ロングシート |
運転台数、様式 | 2カ所 (半室貫通) |
自重 | 44.7t~47.4t |
車体寸法最大長 | 20000mm |
車体寸法最大幅 | 2870mm |
車体寸法最大高 | 4179mm |
車体寸法車体外部の長 | 19205mm |
車体寸法車体外部の幅 | 2805mm |
台車中心間距離 | 13600mm |
制御方式 | 直並列、弱め界磁、総括制御 |
制御器方式 | 電磁空気カム軸接触器式 |
回路電圧 | 100V |
1時間定格線電圧 | 1500V |
1時間定格出力 | 500kW |
1時間定格引張力 | 3300kg (60%界磁) |
1時間定格速度 | 56.0km/h (60%界磁) |
最高運転速度 | 95km/h (許容95km/h) |
主電動機 | MT30、MT40 |
出力×個数 | 128kW×4、142kW×4 |
制動装置 | AE空気ブレーキ装置・手ブレーキ |
台枠形式 | UF26 |
台車 | DT12 |
軸距 | 2500mm |
車輪直径 | 910mm |
歯数比 | 23:66=1:2.87 |
電動発電機 | MH49ーDM28 |
空気圧縮機 | MH16B-AK3 |
連結器・緩衝装置 | 密着式・30t輪バネ |
戸締機械 | TK3×3カ所 |
改造初年 | 1951年 |