南海31000系電車

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南海31000系電車(なんかい31000けいでんしゃ)とは、南海電気鉄道の特急型車両である。

概要[編集]

高野線の特急こうやの増発と難波橋本を結ぶ特急りんかんの増結用に1990年(平成2年)に4両編成1本が導入された。30000系の仕様変更・増備車という扱いで、製造コスト削減・期間短縮のため機器類に廃車発生品を用い、設計においても先に登場した11000系から流用できる部分は流用するなどの措置が行われている。

構造[編集]

車体

普通鋼製の17m級車体で、前頭部は緩やかな後退角を描く格納式貫通幌を備える貫通型。乗降口は折戸式で、片側1箇所の配置。

車内

2×2列のフリーストップ式回転リクライニングシートが980mmピッチで並ぶ。トイレ・洗面所は3号車(8両編成時の7号車)に設置されている。客室とデッキは明確に区切られている。

主要機器

制御装置は1C8M式の抵抗制御で、出力145kWの直流電動機を全車両に装備するオールM方式。製造コスト削減のため、制御装置は21000系の、主電動機は7100系の廃車発生品をそれぞれ使用している。

編成構成[編集]

方向 難波

極楽橋
号車 4(8) 3(7) 2(6) 1(5)
構造 Mc1 M2 M1 Mc2
形式 モハ31001 モハ31100 モハ31101 モハ31002

運用[編集]

登場以来高野線の特急列車(こうや・りんかん)に使用されている。更にラッシュ時には30000系あるいは11000系と併結した8両編成でも運行されるが、8両編成の運用は2026年(令和8年)3月の高野線ダイヤ改正で消滅する。[1]

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