物理学のニュートン力学に於ける力学的エネルギー保存則(または力学的エネルギー保存の法則)とは運動エネルギーと位置エネルギーの和が一定であるとゆー事を主張する法則である。
ニュートンの運動方程式

に於いて外力が位置にしか依存しない即ち

が成り立っているとする。
(1)の両辺に(スカラー積の形で)
を掛けると

となる。ここで
(これは速度)とおいて上式の両辺を積分したら

となるが
(これは速度の時間微分即ち加速度)より上記積分は

と書ける(置換積分)。左辺の積分は簡単に計算できて

が導かれる。ここで

とおけば等式

が得られる。これが所謂力学的エネルギー保存則である。
Kは運動エネルギー、Uは位置エネルギー(ポテンシャル)を表わしている。積分定数Cを書き換えたものであるEは全エネルギー表わす。
保存力[編集]
前節で示したように位置エネルギーUには

とゆー関係が成り立つが、ここで

とゆー式が成立する事が分かる。この左辺のdUは全微分を用いて

と表わせる。これから

とゆー関係式が導ける。上記関係式を満たす外力
を保存力と呼ぶ。
関連項目[編集]