人間牧場

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人間牧場』(にんげんぼくじょう、英語: THE HUMAN FARM)は手塚治虫のSF短編漫画。

別冊少年サンデー』(小学館)の1961年8月夏休み号に読み切り掲載された。

あらすじ[編集]

ある町では全ての住人が毎日毎日代わり映えのしないマンネリな日々を送っていた。

ある日、なんのつながりもない新聞記者、生徒、役人、歌手の4人が同じ手紙をもらい、手紙に指定された郊外の丘の上へ指定された夜8時に集まった。誰かのいたずらかと思われたが、時間になって丘の上にロケットに乗った男が現れる。

男は、この町は地球上にあるのではなく、宇宙人が地球を乗っ取るために町ぐるみ誘拐してきて飼っているのだという。男は自分の言葉を証明するために4人をロケットに載せて飛び立った。町の外には荒れ果てた荒野とクレーターが並んでいた。

ロケットは宇宙人に発見され、攻撃を受けたが、なんとか逃げ延び、本当の地球に戻ることができた。

1年後、4人の生活はやはり代わり映えのない毎日を過ごすのだった。

外部リンク[編集]