京王7000系電車7728F

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
7728F
画像募集中.png
所属事業者 京王電鉄
形式 7000系
製造年 1986年
主な走行路線 京王線
両数 10両
塗装 臙脂帯
編成結成年 2010年
備考 復刻塗装、元7714F

7728Fとは、京王7000系の編成の1つ。ここでは2010年の組み換え以前の7714Fについても述べる。

復刻塗装になる前の姿

概要[編集]

2025年10月より臙脂帯の復刻塗装となった編成。

旧来は8両編成であった7714Fに旧7715Fのデハ7215・デハ7265を組み込んで10両にした編成。全車が1986年製造であり、組み換えにより車歴がバラバラな編成が多い7000系初期車の中では比較的きれいにまとまった編成である。ただし、後述の一部車両の照明LED化によりせっかくの綺麗さが台無しである[注 1]

構成[編集]

← 新宿 京王八王子・高尾山口・橋本 →

クハ7728 デハ7028 デハ7078 サハ7528 デハ7128 サハ7578 サハ7678 デハ7228 デハ7278 クハ7778
10号車 9号車 8号車 7号車 6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車

デハ7128とサハ7578は7715Fから組み込まれた車両である。

沿革[編集]

7714F時代[編集]

  • 1986年(昭和61年)年11月12日 - 東急車輛製造(クハ7714、デハ7264、クハ7764)および日本車輌製造(それ以外)にて竣工。当時は8両編成。
  • 2002年(平成14年) - 京王レッドと京王ブルーの新塗装に変更される。
  • 2005年(平成17年)頃 - パンタグラフをシングルアーム式に変更。
  • 2007年(平成19年)2月2日 - 更新工事施工、VVVF化。旧デハ7114は電装解除されサハ7514となり、旧デハ7214・旧デハ7264が2代目デハ7114・デハ7164となる。

7728F時代[編集]

  • 2010年(平成22年)11月29日 - 旧7715Fのデハ7215→デハ7128(組込時にVVVF化)・デハ7265→サハ7578(組込時に電装解除)を組み込み10連化、7728Fとなる。
  • 2010年度中 - 座席をバケットシート化、大型袖仕切りを設置。
  • 時期不明 - ドア開閉ランプを設置。
  • 2024年(令和6年)6月 - 1~4号車の車内照明がLED化される[注 2]
  • 2025年(令和7年)
    • 1月 - 5~8号車の車内照明がLED化される[注 3]
    • 10月 - 復刻塗装となり、旧塗装の臙脂帯に変更。車両番号の書体が前面・側面とも旧書体となり、側面のプレートも「K.T.R.」に復元される[注 4]
    • 10月25日 - 若葉台検車区で撮影会を実施。
    • 10月28日 - 復刻塗装を記念したヘッドマークを取り付け、運用復帰。
    • 12月1日 - この日の夜にヘッドマークが取り外される。

今後[編集]

Achtung.png以下の内容は投稿者の予想や憶測を含みます。
確定事項ではありません。参考程度にご覧下さい。

当編成は2025年5月に検査出場しているが、2026年より2000系の導入が予定されており、7000系初期車の検査出場も当編成が最後になる可能性が高い。ただし、2000系は2026年度までに4編成が導入される予定に対し、7000系初期車は2025年12月初頭時点で7807F+7701F、(7803F+)7703F、7726F、7727F、そして当編成の計6編成(10両運用に換算で5本)が残存しているため、検査期限が最も遅い当編成は少なくとも2026年度まで安泰かもしれない。

最も、京王の方針により後期車2連[注 5](および9000系8連[注 6])を先に置き換え、7726~28F辺りを再度検査出場させるといった可能性も否定できない。

憶測はここまで


[編集]

  1. 7000系初期車で車内照明がLED化されたのは当編成が唯一である。
  2. 恐らく同時期に廃車となった7804Fから流用されたものと思われる。
  3. 恐らく同時期に廃車となった7805Fから流用されたものと思われる。
  4. いずれも新しく製作したものである。
  5. 特に非ワンマンの7423~25F
  6. 9000系8連は更新の目処が立っていない。