京急2000形電車
京急2000形電車(けいきゅう2000がたでんしゃ)は、1982年 (昭和57年)に営業運転を開始した、京浜急行電鉄で使用されていた電車である。
概要[編集]
三浦観光などの目的の三浦特急として2ドアクロスシートとして設計された居住性の高い車両であった。
今までの旧1000形や800形などの車両であった面上1灯や片引きドア、正面貫通扉など様々な伝統を廃止し、現在の基礎を築いた名列車である。
開始当初は設計通りの品川から三崎口の快特などに充当されていたが、ほとんど快特のみの運用だったがために早期に走行距離が増えていき、泉岳寺に入れないことも相まって2000年までに全車両2100形に三浦特急の座を譲った。しかし流石の京急。2ドアを3ドア、クロスシートをロングシートに改造の上通勤優等種別の車両に転用し、旧1000形を置き換えた。
登場当時現在の基本塗装の白太帯となっていたが3ドア改造後過去の標準通勤車塗装(1500形などの塗装)となった。しかし2013年に2011編成にて当時の太帯に復元された。
運行区間は泉岳寺 - 品川間を除く京急ほぼ全線に及ぶが大師線は途中からであり、営業開始前には多くの試運転を行った。
末期になると8両固定編成のみではあるがエアポート急行として羽田空港 - 新逗子間にて運転されていた。ただしそのエアポート急行設定の直前、泉岳寺発着が増えていたこともあり8両固定編成の運用が日中時間帯に全くない状況が数年間続いた。
しかしながら老朽化が進み2016年、大師線などで使用されていた4両が全廃。残る8両も2018年に引退した。最後の8両の2011編成には引退記念ヘッドマークが装着され、多くの人に見送られていった。
現在2011編成は久里浜工場にて800形と共に保管と言う名の野外放置されている。