世界最後の一覧

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世界最後の一覧(せかいさいごのいちらん)は、世界で最後となった物事、もしくは人類として最後となった物事の一覧。

はじめに[編集]

絶滅した生物、各種社会制度の改廃により(ほぼ)確実に最後と言えるもののほか、今後も出現可能であるが数十年以上の長期間にわたって実例がなく、実際に発生する可能性が著しく低いような物事も含める。

単に「世界最後」と呼ばれているだけのものは除外している。また、次の出現が容易に予想できるものは除外する。例えば:

  • 「最後に観測された皆既日食」は次が予想できているので除外
  • 「最後に観測された肉眼で見える周期彗星」は次にいつ現れるか予想できないので出典付きならば記載してよい

社会[編集]

生物[編集]

各節の中では原則として和名の五十音順

哺乳類[編集]

  • エゾオオカミCanis lupus hattai - 1896年から1903年の間に絶滅[1]
  • オーロックスBos primigenius - 1627年、ポーランド・ヤクトルフで死亡したメスの個体[2]
  • ニホンオオカミCanis lupus hodophilax - 1905年1月23日、奈良県吉野郡小川村鷲家口(現・東吉野村鷲家口)で捕獲された若いオスの個体[3]

鳥類[編集]

  • ドードーRaphus cucullatus - 1662年2月、モーリシャスで目撃された個体[4]
  • ロドリゲスクイナAphanapteryx leguati - 1726年に目撃された個体。1761年、金星の日面通過を観測するためにロドリゲス島にやってきたアレクサンドル・パングレは、本種を発見できなかった[5]

医学[編集]

長寿・生存[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 天皇を皇帝と同格とした場合

出典[編集]

  1. 山田伸一「=オオカミ・ヒグマ・カラス:明治期北海道における「有害鳥獣獲殺手当」をめぐって」、『北海道開拓記念館調査報告』第41巻、北海道開拓記念館、2002年、 86頁、 ISSN 0915-5511
  2. 丸善出版 2021, p. 15.
  3. 最後のニホンオオカミ 福井市(6)”. 朝日新聞社 (2007年1月9日). 2007年10月6日確認。
  4. 丸善出版 2021, p. 17.
  5. 丸善出版 2021, p. 19.

参考文献[編集]

  • Radek Malý 『人類が滅ぼした動物の図鑑』 長谷川政美(監修), Pavel Dvorský(イラスト), Jiří Grbavčič(イラスト)、的場知之訳、丸善出版、2021年6月30日。ISBN 978-4-621-30629-1