ロンド

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スカイレストラン ロンド北海道札幌市に存在したフランス料理レストラン[1]1973年5月に開業し、2024年5月30日で閉店した[2]

客席フロアがゆっくりと回転する「回転レストラン」としては北海道内で唯一であった[2]

概要[編集]

JR札幌駅前のセンチュリーロイヤルホテル(旧称・センチュリーローヤルホテル)の最上階・地上23階に存在したレストランである[2]

最上階となるロンドのある区画は、円筒フォルムをしていて360度全面ガラス張りとなっており、レストランから札幌の街並みを眺望しながら食事ができた[1]。客席フロアは3時間をかけて1回転する「回転レストラン」である[1][2]

旬の食材を使ったフランス料理を提供し、料理は素材を生かした種類豊富なオリジナルソースで彩られていた[1]

代表的な料理[編集]

以下の料理は、「食の北海道遺産プロジェクト」として2024年に商品化されている[1]

ヴィシソワーズ[1]
北海道産ジャガイモ、北海道産牛乳と生クリームを使用を用いた冷製ポタージュスープ。夏季のフルコースで提供されてきた。
レトルトで販売される商品では、加熱して温かいスープとしても食せる。
「スパゲッティセンチュリー風」ソース[1]
開業から提供されていた和風パスタのソース。
厨房のまかないとして作っていた和風パスタであったが、これをレストランでも提供をしたところ、「スパゲッティ センチュリー風」‐通称「スパセン」として人気を獲得した。
スパセンは加熱された鉄板に乗せて供された。胡椒とトッピング用の刻み海苔が用意されており、この両者をたっぷりトッピングして食べるのが人気であった。
当時の日本ではパスタと言えばスパゲッティで、スパゲッティと言えば、ナポリタンミートソースが主流であり、東京の渋谷で発祥した「和風パスタ」がブームになっていた。

歴史[編集]

1972年アジアで初の冬季オリンピックとなる札幌オリンピックが開催され、札幌市内では、高層ビルの建設が相次ぐことになった[2]

23階建てのセンチュリーローヤルホテルの開業日である1973年5月10日にあわせてロンドも開店した[2]。センチュリーローヤルホテルはホテルだけではなく、オフィスも構える複合ビルであり、当時としては珍しい業態でもあった[2]

ロンドの開業前には「大人だけのものとは異なり、ご家族でお食事をしていただけるレストランです」のキャッチコピー広告が新聞に掲載された[2]

閉店の発表は2023年秋であったが、発表から予約が殺到し、閉店日までの席は予約で埋まった[2]

センチュリーロイヤルホテルも同年5月31日をもって営業を停止し、閉館している。

閉店時の総料理長は金子厚。金子は2025年12月1日より北海道北広島市に在るホテル「ネバーエンドレオ」併設のレストラン「mog」にて「スパゲッティセンチュリー風」などロンドの味を提供している[3][4]

参考文献[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]