ルイ8世

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ルイ8世(英:Louis VIII)とは、カペー朝の8代目フランス国王。獅子王の渾名を持つ。

1187年9月5日フィリップ2世の長男としてランスで生まれる。1200年にカスティーリャ王女のブランシュと結婚したが、気が強い彼女には生涯頭が上がらなかった。父王と同じく武才があり、1214年には南フランスに侵入したイングランドジョンの軍隊を撃退し、1216年には逆にイングランドへ攻め込んだ。イングランドの貴族たちの支持を得てロンドンに入城し、英王に戴冠寸前まで漕ぎつけたが、ジョン王がの食べ過ぎで急死しヘンリー3世が即位すると一転して諸侯の支持を失いフランスに追い返されてしまった。

1223年にフィリップ2世が崩御したことでフランス王に即位。父の後をついで異端のカタリ派討伐のため度々南フランスへ侵攻するが、1126年に赤痢にかかって崩御した。享年39。後を4男のルイが継いだ。