マルクス・レーニン主義
(マルクス=レーニン主義から転送)
マルクス・レーニン主義 は、マルクス主義を元にした共産主義の思想のことである。
概要[編集]
カール・マルクス(ドイツの経済学者)とウラジーミル・レーニン(ロシアの革命家・政治家)の名前から1924年4月に旧ソ連のヨシフ・スターリンが提唱した共産主義の用語である。
以降、1989年のベルリンの壁崩壊まで世界各国の共産党の多くが「マルクス・レーニン主義」を標榜して、プロレタリア独裁の下での国家指導を志向していた。
別名称に科学的社会主義があるほか、1960年代の中華人民共和国(中国)では毛沢東によって中国独自の共産主義の思想として毛沢東思想が登場した。1970年代の北朝鮮では金日成によって北朝鮮独自の共産主義の思想としてチュチェ思想が登場した。
一方で、1980年代以降の中華人民共和国(中国)では改革開放政策の中で社会主義市場経済を導入というマルクス主義の経済理論の一元国有化を実質放棄して現実的な経済政策が生まれた。
その他[編集]
- 1970年代の日本共産党では宮本顕治が個人崇拝につながりかねないマルクス・レーニン主義からの断絶を打ち出し、当時の日本以外の海外の共産党からは「ブルジョア修正主義」と批判された。
- 日本共産党とほぼ同時期に、西欧最大の共産党だったイタリア共産党(イタリア左翼民主主義者の源流)もマルクス・レーニン主義からの断絶を打ち出している。
- 1989年のベルリンの壁崩壊後、ドイツ社会主義統一党の後身のドイツ左翼党がマルクス・レーニン主義から断絶している。