ベン (ゾウ)
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ベン (推定1989年 - 2025年11月21日) は、宮城県仙台市太白区の八木山動物公園フジサキの杜で飼育されていたオスのアフリカゾウである。
概要[編集]
1990年に南アフリカ共和国のクルーガー国立公園からメスの「リリー」と一緒に来園した。152cmの長さのりりしい牙が印象的で人気を集めていた。2002年には誤ってぶつけて両牙を折ってしまった。ゾウの牙は一生伸び続けるので、右側は立派な牙に戻ったが、左側は、根元にある牙の成長のもとになる部分が傷ついてしまったため伸びてこなく元には戻らなかった。2024年の秋ごろから体調不良が続き、2025年6月には前足に膿瘍ができていた。11月21日の午前6時ごろ起立できなくなり、飼育員が起立の介助や点滴を行ったが午後0時過ぎに死んだ。推定36歳没で国内のオスのゾウの中では最高齢であった。11月23日から当面の間献花台が置かれている[注釈 1] [注釈 2]。
注釈[編集]
- ↑ 八木山動物公園 アフリカゾウのベンが死ぬ 献花台設置 (Wayback Machineにアーカイブされた東日本放送によるヤフーニュース記事) https://web.archive.org/web/20251203120540/https://news.yahoo.co.jp/articles/758a8af956f9cdf1e721cbd727c956445065df21
- ↑ 国内最高齢の雄アフリカゾウ「ベン」天国へ 仙台市八木山動物公園 (Wayback Machineにアーカイブされた河北新報によるヤフーニュース記事) https://web.archive.org/web/20251203120727/https://news.yahoo.co.jp/articles/547cc0ff66165e0fcaa4c435cf7fb2fd25002af2